Management Foundation(DE&I)

当社では個々を尊重し、その個性を組織の強みとして生かす組織作りに取り組んでいます。

DE&Iの深化

当社は、多様な人材が働きがいを感じ、一人ひとりが成長を実感できる環境を提供することで、多様性を強みとする企業風土の醸成を目指します。

女性活躍の推進

女性活躍の推進に向けて、女性管理職比率・新卒女性採用比率の向上に努め、キャリア形成を支援しています。2025年4月現在、女性役員を4名登用しており、役員を含む先輩社員との交流イベントや、研修を通じた中長期的なキャリア支援を実施しています。また、当社は女性の活躍推進の状況などが優良な企業として「えるぼし(2段階目)」の認定を受けています。

実績:女性管理職比率

女性管理職比率女性管理職比率の推移を示す棒グラフ。2022年度は9.9%、2023年度は12.2%、2025年度の計画は15.0%。

障がい者雇用の推進

障がいのある社員一人ひとりがその能力を最大限に発揮できるよう、特性に配慮した配属や業務アサイン、定期的な人事面談の実施などの支援体制を構築しています。

実績:障がい者雇用率

障がい者雇用率障がい者雇用率の推移を示す棒グラフ。2022年度は2.42%、2023年度は2.77%、2025年度の計画は2.70%以上。

シニア活躍推進

“人生100年時代”を迎え、一人ひとりが自らの長期的なキャリアについて考える重要性が増しています。このような状況を踏まえて、意欲的なシニア社員がより長く活躍できるキャリアをはじめ、生涯に亘る多様なキャリアを選択できるように「ワークライフチャレンジ制度(月12日勤務)」や介護を事由とした短時間フレックス勤務など、働き方の選択肢を拡充しました。自分らしいキャリア形成の支援を目的とした「キャリアマネジメント研修」などの各種研修も実施しています。

LGBTQ理解促進

LGBTQを含むセクシャル・マイノリティの社員が活躍できる職場環境づくりとして、同性パートナーを配偶者同等に認める就業規則や専門の相談窓口を設けています。また、共に働く社員の理解促進のため、勉強会の実施、各種イベントの参加などを行っています。職場におけるLGBTQなどのセクシュアル・マイノリティへの取り組みの評価指標である「PRIDE指標2024」において、2020年より最高位のゴールドを受賞しています。

Well Beingの向上

当社では、社員の多様なライフスタイルに合わせた働き方を通して、社員がその価値を最大限に発揮できるよう、環境整備を推進しています。

健康経営

Our Vision(私たちの目指す姿)の実現には、グループ会社を含めた社員とそのご家族の健康が何よりも大切です。心身の不調がもたらすアブセンティズム(※1)とプレゼンティズム(※2)が減少することで、一人ひとりが健康を維持増進し、いきいきとチャレンジし成⾧できる機会を提供します。また、健康診断実施率やストレスチェック実施率等各種数値を施策に活かします。加えて、健康経営推進にあたり、サプライチェーンの取引先の皆さまや価値創造を図る事業者の皆さまとの連携・共存共栄を進めて参ります。

  • ※1心身の不調により、遅刻や早退、欠勤休職等、業務遂行に影響を与える状態を指します。
  • ※2プレゼンティズム:出勤しているが、心身の健康状態が作用して、パフォーマンスが上がらない状態を指します。

健康経営の取り組み内容等(PDF : 1,567KB)

健康経営体制図

健康経営推進体制の図。中央上部に『健康経営推進最高責任者 代表取締役社長』、左に『健康経営管理責任者 人事部担当役員』、右に『健康経営推進担当者 各部店長等』、中央下に『健康経営事務局 人事部 DE&I推進室』を配置。下段には『健康保険組合』『産業医』『衛生委員会』『労働組合』の4つの協力機関を並列表示。

柔軟な働き方

社員の健康的な労働時間の確保を目的に、労働時間と有給取得推進に関する全社目標「スマートワーク目標」を毎年定めています。当社は、働き方改革を通じて生産性革命に挑む先進企業を選定する「日経サステナブル総合調査 スマートワーク経営編※」において、4星に認定されました。

  • 人材活用、人材投資、テクノロジー活用の3要素によって組織のパフォーマンスを最大化させる取り組みを「スマートワーク経営」と定義し、星5段階で評価されます。

フレックスタイム制(コアタイムなし)では、個人の都合に合わせフレキシブルに勤務することが出来ます。このほか、時間単位での有給休暇も取得可能となっており、育児や会議をする社員はさらに短時間勤務や時差出勤制度を活用することができます。また、オフィスの他に自宅や二親等以内の親族宅、サテライトオフィスでの勤務が可能です。

働き方の多様化が加速するなか、管理職向けに「就労管理講習」を実施し、就労管理の正しい理解や適切な管理方法についても社内浸透を図っています。

両立支援

育児

育児休業制度などはもちろんのこと、急な子どもの看病時に利用可能な「子ども休暇」など各種制度を整えています。看護休暇では、時間単位での取得が可能です。また「育休復帰者向けフォローアップ研修」や産育休前後の個別面談を通じて、復職後のキャリア支援も行っています。
当社は、次世代育成支援に積極的な企業のうち特に取り組みが優秀な「子育てサポート企業」として、厚生労働省が認定する「プラチナくるみん認定」を取得しています。

次世代育成支援対策推進法に基づく行動計画(PDF : 101KB)

介護

長期間の介護に必要な休業制度だけではなく、有給休暇と同じように利用可能な「介護休暇」を整備し、段階的な介護の入り口からサポートしています。また「仕事と介護の両立セミナー」では外部より専門家を招き、介護に関する一般的な情報提供をはじめ、仕事との両立に関するアドバイスを受けています。

治療

疾病を抱えながらも安心して通院、療養に専念できるように「ライフサポート休暇」など休暇制度の拡充を行っています。また、産業医や医療機関と連携しながら支援を図り、体制を強化しています。