コンプライアンス

拡大・多様化するビジネスモデルに対応したコンプライアンス体制の強化

当社は、中期経営計画(2023~2025年度)で掲げる「経営基盤の確立」のため、コンプライアンス・ファーストの浸透・定着、各ビジネスの特性に応じたコンプライアンス体制の確立に向けた各種施策を推進しています。

Our Principle

当社は「私たちの基本姿勢」として「Our Principle」を定め、すべての事業活動の土台としています。

〜私たちは、法令を遵守し、社会に信頼され、
お客さまの期待に応えるよう、誠実に行動します〜

コンプライアンス推進体制

当社は総務コンプライアンス部担当役員を委員長とする「コンプライアンス委員会」を設置し、原則年2回、コンプライアンス関連の諸施策を協議しています。
組織単位では、各部店の部店長をコンプライアンス責任者とし、部店長を補佐する役割として各部に「コンプライアンス・オフィサー」を配置し、業務に関係する法令等や社内ルールの周知徹底を図っています。
また各事業部門には「ユニット・コンプライアンス・オフィサー」を配置し、各事業部門のビジネス特性に応じた関連法令・業界動向の情報収集や、部店長ならびにコンプライアンス・オフィサーの指導・サポートを行っています。
チェック体制として、各事業部門に配置したコンプライアンス担当者と総務コンプライアンス部が連携し、当社および当社グループの営業活動が法令・ルールに適合しているか否か、手続きならびに検証体制を定めています。

反社会的勢力との関係遮断、資金洗浄・テロ資金供与防止対策

反社会的勢力との取引を排除するため、当社グループ全体の基本方針を定め、適切に管理する体制を整備しています。
さらに、マネーローンダリングおよびテロ資金の供与を防止するため、当社グループ全体の基本方針としてマネーローンダリング・テロ資金供与防止管理規程を定め、同規程に基づいた運営および管理をしています。

コンプライアンス・カルチャーの醸成

コンプライアンス・カルチャーの醸成を目的として、研修の年間計画を策定しています。2023年度には、「コンプライアンス研修管理規則」を制定し、コンプライアンス研修に係る計画の策定・見直し、実行や検証から報告までの一連のサイクルを確立させ、PDCAを回す体制を構築しました。

研修名 内容
月次コンプライアンス勉強会 法令や当社規定で要求される事項、および特に周知すべき事項について
コンプライアンス・セッション 双方向型の事例研究によりコンプライアンス対応力を養成
コンプライアンス・オフィサー研修 各部店で任命されたコンプライアンス・オフィサーへの情報共有および役割認識
階層別研修 各階層でキャリアアップを志向する際のコンプライアンスに係るマインドセット
部門別コンプライアンス研修 各部門の事業特性や商品・サービスのリスクに応じたコンプライアンス研修の実施

内部通報制度

法令等の違反を早期に発見・是正する自浄作用と通報者の保護を目的として内部通報制度を整備し、これを適切に運営しています。
当社では、安心して内部通報制度を利用できるよう、社内窓口として「SMFLアラームライン」、社外窓口として「SMFLほっとライン」を設けています。また、「SMBCグループアラームライン」「SMFG会計・監査ホットライン」も利用が可能です。

社内窓口
SMFLアラームライン
通報対象
  • 法令違反、およびその疑義のある行為・事実
  • 放置すれば当社または当社グループの財産上の利益や信用、顧客・従業員等の生命・身体・財産上の利益・信用、あるいは市場の秩序を損なうと思料される行為・事実
  • 社内規定に反する行為・事実、およびその疑義のある行為・事実
社外窓口
SMFLほっとライン
SMBCグループ
アラームライン
制度内容
  • 通報対象はSMFLアラームラインと同様。グループ会社の従業員等が、自社の役職員による不正行為等を了知した際、自社への通報に躊躇する場合に、より抵抗感なく通報できるように設置した通報窓口
SMFG会計・
監査ホットライン
通報対象
  • SMFG・SMFG連結子会社による会計・監査に関する不正ないしその懸念

「コンプライアンス・ポリシー」の制定

「Our Principle」を実践する拠り所として、「コンプライアンス・ポリシー」を策定しています。
「コンプライアンス・ポリシー」は7つのポリシーから成り、「Our Principle」に沿ってコンプライアンス・ファーストを推進するための羅針盤となっています。

コンプライアンス・ポリシー(PDF : 340KB)