TCFD提言への取り組み
気候変動問題に対する考え方
三井住友ファイナンス&リース株式会社は、2017年6月に環境方針を制定し、地球環境問題の解決への貢献を明文化の上、2020年4月には「SMFL Way」のOur Visionの一つとして「SDGs経営で未来に選ばれる企業」を掲げています。また当社グループのマテリアリティ(重点課題)の一つに「環境」を選定し、脱炭素・循環型社会の実現に貢献すべくさまざまな取り組みを進めています。
この度、当社グループは気候変動によって大きな影響があると想定される事業を対象に、TCFD提言に沿って、国際エネルギー機関(IEA:International Energy Agency)から公表されている「持続可能な開発シナリオ(1.5℃を含む2℃未満シナリオ)」、「新政策シナリオ(4℃シナリオ)」などの複数のシナリオを用いた気候変動リスクおよび機会の特定と、事業インパクト評価を実施しました。
今後もTCFDのシナリオ分析対象事業の拡大や、リスクと機会の定量化など分析精度の向上を進めていく予定です。