Culture

自律的な社員のチャレンジと成長を応援する企業文化の定着

当社は、理念体系である「SMFL Way」のOur Vision(私たちの目指す姿)において「社員のチャレンジと成長を応援する企業」を掲げ、意欲ある多様な社員が思う存分に活躍し、社会やお客さまへの価値提供に打ち込むことができる環境をつくることを目指しています。

キャリア開発支援

事業の深化・変革に併せて、社員一人ひとりが持てる能力を最大限発揮できる人事異動や部門ごとに最適な人材配置を目指しています。推進にあたっては社員の声に耳を傾けることを重視し、上司と部下の1on1ミーティング推奨しているほか、社員・人事部間においては年間延べ2,500件超の面談を実施するなど、インナーコミュニケーションを強化しています。
社員一人ひとりが自律的にキャリアを考え、実現に向けて取り組めるよう、当社では以下複数の施策に取り組んでいます。

Job Format、Job Shadow、Job Forum、Career Challenge

社員の自律的なキャリア形成を支援するために、各部の業務内容と求めるスキルを記した「Job Format」、所属する部店以外での職場体験を行う「Job Shadow」、社内の幅広い業務を理解することを目的に配信する「Job Forum」、「SMFL Career Challenge(社内公募)」とキャリアのサイクルを回し、社員がチャレンジする環境を提供しています。2018年にSMFL Career Challengeを導入して以降、多くの社員が活用し、目指すキャリアに挑戦しています。

SMFL Career Challenge 推移

2018年度から2025年度までの応募者数と異動者数の推移を示す縦棒グラフ。各年度の棒は水色で応募者、濃青で異動者を表す。2018年度は応募者5名、異動者3名、2019年度は応募者21名、異動者6名、2020年度は応募者56名、異動者15名、2021年度は応募者62名、異動者35名、2022年度は応募者88名、異動者35名、2023年度は応募者94名、異動者61名、2024年度は応募者87名、異動者56名、2025年度は応募者121名、異動者75名。グラフ下部に『各年度4月1日付異動者』と注記。
4つのキャリア支援プログラムを紹介する図。中央上部に「Career Challenge」と書かれ、自律的なキャリアを主体的に切り拓くためのチャレンジ支援と説明されています。左下には「Job Forum」があり、社内の幅広い業務を理解することを目的に実施する、各部店の業務説明会と書かれています。右下には「Job Shadow」があり、所属する部店以外の職場での一日体験と説明されています。右上には「Job Format」と書かれ、各部の業務内容と求めるスキルを説明した資料とあります。図の中央にはこれら4つの項目が円環状に配置されています。

指導員(OJT)、メンター制度

新卒入社した社員が目的意識を持ち、自律的に成長するための長期視点をもった指導を行うことや業界トップクラスの社員として相応しい立ち居振る舞いを指導することを目的に、若手社員が指導員として指導を行っています。また、メンター制度として、人事部の若手社員がビジネススキル習得や課題解決、キャリア形成のサポートを全社的な視点を踏まえ、年3回の定期面談を実施しています。

短期トレーニー、社内インターン制度

当社のビジネスにおいて、ベースとして求められる各種専門スキル(例:審査、顧客提案力、環境、DXなど)に関する知見の備わった人材を、業務カテゴリーや所属に関係無く全社的に広く育成することを目的に実施しています。こちらは短期間で効果を求めるものではなく、2~3か月間にわたり実施することで、しっかりとスキル習得ができることを狙いとして実施しています。

人事面談、キャリア開発シート

社員が過去の経験を振り返り、職務適正を把握し、将来のキャリアについて主体的に考える機会や上司と相互に認識共有をする機会として、キャリア開発シートの作成機会を設けています。

社長タウンホールミーティング、役員ラウンドテーブル

社長を含め経営者との双方向のコミュニケーションを通じて、熱い想いを体感し、自らのキャリアを改めて考える機会として実施しています。

キャリアコンサルティング

国家資格を保有するキャリアコンサルタント(社外)に、仕事やキャリアについて気軽に相談できる仕組みを導入しています。

エンゲージメント

社員と会社がともに成長するためには、人材戦略の推進に加え、エンゲージメントの向上も不可欠です。当社では、社員にエンゲージメントをより身近に感じもらうため、エンゲージメントを「仕事を通じた成長意欲×組織の方向性への共感×自発的な貢献意欲」と定義しています。

当該定義に基づき、エンゲージメント向上の重要性の発信や各種施策を実施することで、社員のエンゲージメントへの意欲を一層高めるとともに、社員が主体的にエンゲージメント向上に取り組める環境を整えています。

また、2022年度以降、毎年エンゲージメントサーベイを実施しているほか、2025年10月から月1回程度のパルスサーベイを実施することで、定期的に組織の状態をモニタリングし、組織の改善とエンゲージメントの向上を図っています。

実績:エンゲージメントサーベイ全体スコア

※2025年4月時点

2022年度 2023年度 2024年度
スコア 69 71 72

エンゲージメント向上のための施策例

  • 「SMFL Hello!!プロジェクト」と題した組織間横断的なイベントの実施(SMFLファミリーデー、キャリア採用者交流会など)
  • Uniposを用いた感謝・賞賛を伝える文化の醸成
  • 部内外のコミュニケーションの円滑化や社員交流を目的とした行事支援金の導入
  • 1on1を通じた、上司と部下のコミュニケーションの活性化
  • 社長タウンホールミーティングや役員ラウンドテーブルを通じた、経営層との対話