経理処理に時間がかかるのはなぜ?
働き方改革が叫ばれる昨今、多くの企業でより効率的な業務実行が求められています。
これまでも工夫して業務時間の短縮を続けていたのに「これ以上どうやって削るのか・・・」とお悩みを抱えている企業も多いのではないでしょうか。業務の時間短縮を考える際に、システムは変えられないものとして考えられがちですが、実は効率を落としている最も大きな原因はシステムかもしれません。本記事ではシステムが効率を落としている原因と解決策をご紹介します。
①大手企業に多い「システムの機能不足」

既存の経理システムの機能が足りず、表計算ソフトを駆使して業務を行っている企業も多いのではないのでしょうか。システムからデータ抽出、加工、再取込を何度も行って業務を行っていると無駄が多くなりがちです。データの加工や編集をスムーズに行えるのが表計算ソフトの良い所ですが、利用しているシートがあまりにも多いようであれば、システム化することで業務効率が向上するかもしれません。
②現場のストレス「システムの動作が遅い」

意外と見落としがちなのが、システムの動作スピードです。日々業務を行う中で「仕方の無いもの」として考えられがちですが、今の業務量にシステムの性能が合っていないことも考えられます。
実は、システムには設計時に想定しているデータ量があります。データ量が多い場合は、たくさんのデータを効率的に処理する専用の設計が必要となります。通常は想定したデータ量を超えても動作するため見落とされがちですが、気付けば「動くけど遅いシステム」をそのまま利用しているケースも多いようです。
また、処理を行うサーバーの性能も見逃せません。余裕をもった性能のサーバーを利用することでシステムを快適に利用できるようになります。