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PERSON

01
デジタルの先にあるもの。

上集 一範
ICT開発部 デジタルラボ
スペシャリスト
(ソフト開発チーム リーダー)

面白いことが待っているはず。

元々は大きい企業で働くことに否定的でした。人と人との距離感があり、ビジネスライクな働き方になるのではないか?そんな印象を持っていたからです。 今になってみれば、勝手な先入観でしかありませんけど(笑)。それではなぜ、SMFLに転職したのか。 きっかけは、新卒から入社したIoTプラットフォーム事業を手がける会社にいた時の上司だった、山下さん(※PERSON03登場)の存在です。 彼は、まだ右も左もわからなかった僕をイチから育てていただいた、エンジニアとしても人としても尊敬する先輩。 その山下さんがSMFLにいると聞いて、「それならきっと、面白いことが待っているに違いない」そう思ったんです。

山下さんと共に働いていた当時の会社では、主に社内向けソリューションシステムの開発から、保守・運用までを担当。 ただ20代後半になると、だんだん実力を外で試してみたくなりまして。ちょうど山下さんが他の会社へ移るタイミングとも重なり、転職を決めました。 次に勤めたのは、ITコンサル系の会社。ここでは小売サービスに関するシステム周りの企画・開発案件を中心に、アーキテクトとして働いていました。 今回、声を掛けていただいたのは、そこで3年程がたった頃。仕事にはやりがいを感じていたため、迷いはありました。 でも、自分の成長した姿を見せたかったのもありますし、何よりもまた同じチームで働きたい。その気持ちが勝りました。

答えは、現場の声にある。

SMFLに来てからは、山下さんのチームに所属しています。いつも彼が言うのは、「エンジニアは積極的に、現場へ足を運ぼう。 そこで何が起きているか、誰がどんなことに困っているのか、深く知ることが大事」ということです。私の前職でのポジションは、ITアーキテクト。 案件には上流工程から携われますが、基本的にお題はクライアントありきのケースがほとんど。開発背景がいまいち掴めずに、ジレンマを感じることもありました。 対してSMFLは、ファイナンス・リース業を営んでいるため、顧客の経営戦略に近いところから入り込んでいける。 この環境を活かせれば、これまで以上に良いものがつくれるのではと期待していました。

その考えを実践してみた案件が、SMFLが代理店となって販売する法人向け生命保険の、業務システムの新規開発です。 世間には、既存のシステムも販売されています。けれども導入コストが高く、使いづらい部分もある。 ならば先々を考え、社内でまっさらなところから開発したらどうか?というのがスタートでした。 ここからどういうシステムにしていくかは、自分の舵取り次第。 まずはこのシステムを使うことになる営業部隊の人たちを訪ね、丁寧にヒアリングすることから始めました。

そこで見えてきたのは、代理店という立場ゆえの難しさ。 たとえば、お客様(保険契約者)が契約内容を変更する際、保険会社のフリーダイヤルなどに直接連絡を入れたとします。 現状ではその情報が、代理店側(SMFL)には反映されない状態。それがネックになり、既存顧客への提案力が弱くなっていたのが課題でした。 私は解決策として、保険会社側の基幹システムから、顧客データをリアルタイムで連携できる仕組みを提案。 その他にも機能面であった方が便利なものや、UIの細かい部分まで、営業さんと何度も議論をしながら詰めていきました。 そこから完成までは数ヵ月。かなりタイトなスケジュールでしたが、その時間は濃いものでした。 私としても営業さんとしても、満足のいくものに仕上がったのではないかと思います。

人と人との信頼を、構築していく。

なにより嬉しいのは、営業さんからの反響をダイレクトに聞けること。「営業機会が見えるようになったおかげで、業績も上がっています!」とか、「 使いやすいと評判ですよ!」なんていう声も。今でも社内でたまたま顔を合わせた時には、 「あ、上集さん。ここの部分なんですけど、こういう情報も見れませんか?」といった意見をもらえます。 こうやってお客さんやシステムユーザーと同じ視点に立ち、一緒にものづくりを進めることで、本当に誰かの役に立てるシステムが生みだせるのか…。 これまで関わった案件の中では、システムの規模自体は小さなもの。けれども個人的には、気づきの大きい仕事となりました。

こういった経験を通して、自分のスタンスも変わってきた気がします。 直近では、SMFL全社で開催された〈ビジネスアイデアコンテスト〉に応募したところ、見事に受賞することができました。 企画内容は、例に挙げた生命保険のシステムにAIを組み込み、より付加価値を高めていくもの。 さらには商品化する未来を見据えて、今は営業さんやAI開発チームと肩をそろえ、新しいゴールをめざしている最中です。 山下さんからは「面白そうなことやってるじゃん。昔に比べて、随分と頼もしい顔つきになったね」なんて、言われるようになりました。 元々は、彼の背中を追いかけるように入ったSMFL。 しかしリーダーという立場になった今、これからは私がプロジェクトの前面に立ち、みなさんを先導していく番です。

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