Q1
「採用時には価値観の共有を大切に」
採用の際のポイントを教えてください。

私は3カ月前にキャリア入社(※取材時)したばかりですが、SMFLの面接は相互理解を重視している印象がありました。なぜ採用活動を行っているのか、どういうミッションを任せたいのかを伝えてくれると同時に、私の経験や人となりをしっかりと確認した上で、何をして欲しいのかをクリアに伝えてもらったので、自分のミッションが明確になりました。

面接の場では、採用する背景や目的を必ず伝えるようにしています。そこに良い印象を持ってくださったのですね。キャリア採用の方は、ご自身が転職する目的やキャリアビジョンを明確にお持ちなので、当社に入社することで希望するキャリアが歩めるのかどうかを擦り合わせをすることが重要です。まず相互に伝え合うことが非常に重要だと考えています。

たしかに面接の場で、会社や部門の目指したい姿と現状の課題、それを踏まえて入社後どんなミッションを任せたいのかといった内容を共有してもらえたので、安心して入社できました。入社後のミスマッチを防ぐことにも繋がったと思います。
そういった対話を通じて、ビジョンやミッション、これまで培われてきた価値観や企業風土といった定性面を擦り合わせることができたのは大きかったと思います。

定性面というお話がありましたが、特に当社は今まさに事業が発展途上なところもありますので、キャリア採用においては、志向性や価値観を擦り合わせることを大切にしています。
我々にとってもご本人にとっても入社後に活躍しているイメージが湧くかどうか。採用する際には、個人プレイだけでなくチームの一員としても価値発揮いただけるか、リスペクトする気持ちがあり他者との連携を通じて自身の力を最大化させられるか、新たな価値の創造に挑戦する当社のカルチャーに共鳴いただけるかといったところをよく見るようにしています。そういった方であれば、SMFLの文化にも馴染んでいただけるものと考えられますから。


Q2
「多様性にあふれフラットな企業文化」
SMFLの文化の強みを教えてください。

SMFLの強みの一つには、多様性といった面もあります。当社は現在に至るまでに複数の企業が統合してきた背景もあり、多様なバックグラウンドを持った人材が集まっている会社です。それぞれがプロフェッショナルとしての強みを持ち、互いに尊重しあって、チームとして価値発揮しているので、他者を尊重する文化が根付いているのでしょうね。

SMFLは日系の金融企業ということで、私も入社前には保守的というか、少しドメスティックなところがあるのかと想像していました。けれど実際に入社してみるとそんなことはなく、さまざまなバックグラウンドを持った社員が、それぞれの経験や価値観をリスペクトし合いながら切磋琢磨していく文化があるなと感じました。良い意味で予想と違った印象です。

やはり業務も年々複雑化・高度化していますから、個人プレイで仕事をしていくには限界があり、チームとして価値を発揮することが非常に重要です。これから先、DXを推進してデジタル先進企業を目指していく中でも、多様性が確保されていなければイノベーションも生まれません。「リスペクトし合いながら」とおっしゃっているように、多様なバックグラウンドを持った人材が集っているからこそ、個々の仕事を尊重しながら高め合っていける。その点がSMFLらしさになっています。

現在、私がコミュニケーションを多く取る方は人事部内が中心ですが、それでも社内にはリスペクトに基づいた風通しの良さやスムーズな人間関係が十分に浸透していることを実感しています。組織としてはリラックスしすぎても、堅苦しすぎても良くないと思いますが、SMFLはまさにそのバランスが取れていて、和やかな場面と集中する場面のメリハリが非常に効いている会社だという印象を持っています。


Q3
「成長もしっかりと面倒を見る環境」
SMFLの働く環境について教えてください。

社員の一体感を醸成するという点で、ここ数年でキャリア採用の方に多く入社いただいていることもあり、オンボーディングの必要性を改めて感じています。会社・組織にスムーズに馴染んでいただけるようにどういった取り組みが必要か、実際に入社いただいた方の意見をもとに施策を実施しています。

ちょうど先日キャリア入社の方を対象にした交流会があり、私も参加してきました。テーマに沿ってざっくばらんにディスカッションをする時間があったのですが、やはりキャリア入社同士ということで同じ境遇だからこそ共感し合える点がたくさんありました。こういった機会に横の繋がりを持てたことは、心理的安全性という意味でとても大きいなと感じました。

キャリア入社された方々には、安心して当社の就業環境で力を発揮していただきたいと思っているので、そういった話はうれしいですね。これはキャリア・プロパー問わずですが、当社は人材開発・育成にも力を入れていて、2025年には教育関連費で6億円の予算を予定しています。2022年には約2億円でしたので、およそ3倍にまで拡大している状況です。社員一人一人の自律的なチャレンジ・キャリア開発を支援する文化も、当社の特徴として伝えていきたいですね。

企業にとっても個人にとってもこれからはまさに先進性が大事な時代であり、その中で自律的なチャレンジ・キャリアを後押ししてもらえる当社は、個々が培ってきた力を発揮し得る環境だと思います。繰り返し話に出てますが、多様な価値観や意見を受け入れる土壌がありますので、どんな方にとっても魅力的なフィールドだと言えますね。

