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ICT開発部 片岡 健太

2025年3月末日時点

今までのキャリア

前職は生保系の会社でシステム関連の仕事、主にフロント系の開発業務に従事していました。要件定義から設計、開発、テストまで一連の工程を経験していく中で、プロジェクトリーダーも任され、やりがいのある仕事だったと思います。しかし仕様が固まったものを構築していく作業よりも、徐々に自らユーザーに欲しいものをヒアリングして「0から1を作り出す」ことにやりがいを感じるようになり、なにもないところから自分の手で形にしたシステムが人の役に立つ瞬間を思い描くようになりました。システムの開発工程の中でも、より上流にある抽象度の高い仕事を志すようになっていったため、環境を変えることを決意しました。
新しいフィールドを探していく中で意識するようになったのが、経営層や現場担当者など、自らユーザーの声を聞きながらシステムを作り導入していく社内SEの仕事でした。

いくつかの会社の話を聞き検討していきましたが、そんな中でSMFLは、面接を通じてシステム開発の現場がベンダーと密接に連携していることや、基盤(インフラ)担当とアプリ開発担当が同じフロアで協働していることなど、魅力的な話をいくつも聞くことができました。システム開発に関わるそうした環境は、それまでの仕事でチームの壁を越えることに苦労しがちだった私にとっては、ここならばしっかりと仕事ができると感じられ、理想的な環境だと感じられたのです。

今の業務と自分自身について

現在の業務は、社内基幹システムの老朽化に伴う次期基幹システムの開発案件に携わっています。これは私の入社以前から動いている大規模なプロジェクトで、加わった当初は仕様確定に向けた最終的なヒアリングや協力会社から上がってくる設計成果物のレビューなどを担当していました。プロジェクトが進んだ現在では、全体が本稼働に向けたテストフェーズに入っているため、システムが仕様通りに動作するかの確認を積み重ねているところです。またSMFLみらいパートナーズのシステム部門も兼務しているため、そちらのシステム保守・運用、トラブルサポート、アプリや基盤に関する問い合わせ、今後の検討など、幅広い領域を任せていただいています。
入社前に聞いた「チームの壁を越えて仕事ができる」点ですが、たしかにSMFLではシステム部門の人間だけで固まらず、つねにビジネス現場の担当者の存在を感じながら仕事ができています。

隣のデスクに現場担当者がいることもめずらしくないため、気軽かつ活発にディスカッションできて、それをシステムやアプリに反映できる環境です。ユーザーの意見や要望、感想を直接聞き、そこからさらに良いシステムを構築していくという仕事はまさに自分が望んでいたもので、期待に応えられるんだと実感できる部分で非常にやりがいがありますし、同時に不慣れであったリース業界の知識を獲得していくという部分でも、壁を感じない組織風土は非常に心強く感じています。皆さん、アイデアから実行までのスパンが短く、ダイナミックでスピード感あふれる感じがとても刺激的な会社です。

これからのキャリアについて

SMFLで仕事をするようになって、変わったなと感じる部分があります。それは課題の検討や要件を整理していく上で、これまで以上に「システムに寄りすぎて考えていないか」と自問するようになったことです。今まではどうしてもSEとしての理屈で物事を考えるクセがありました。しかし、たとえばユーザーが「ここにこういうボタンが一つあるとありがたい」と言ってきた場合、「簡単に改修できないんですよ」ではなく、その改修によって現場の人にとってどのぐらいのメリットが生まれ、ビジネスの上でどのぐらいの効果があるのか、今はまだ目に見えない事柄に想像が及ぶようになってきたのです。もしそれが、その場でボタンをつけることが難しくても、そうして得た気づきは次回の改修に活きてくることもあります。コミュニケーションが活発なSMFLに来たからこそいろいろな視点から考えられるようになったのだと実感できています。

今後は、会社のビジネス拡大に資するシステム構築に貢献していくことを目指しています。今回担当した社内基幹システムのリニューアルのような大規模案件のリーダーを任されるような人材となり、最終的にはそうした大規模プロジェクトの企画を立案できる人材にもなっていければと思っています。さらに経験を重ねていくことで、もっと自分なりの多様な視点を持てるようになり、キャリアを拡張しながら、形のないものを少しずつ形にしていくことに挑戦していきたいなと考えています。

My Expansion

SMFLに来て「広がったな」と感じるのは、やはり「視野」ですね。ビジネスにおいて自分の見る範囲が大きく広がりました。もちろんSEのスペシャリストとしてニッチなシステムを見て、コツコツとモノづくりをしていく仕事にも価値はあると思いますが、ビジネスの大きな世界を感じられるようになったのは、この会社に来て良かったことのひとつだなと感じています。

人物紹介

革新と挑戦を共に、
未来へ共に。